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zoom RSS Aces Highで便利かもしれないTrackIRの機能拡張

  作成日時 : 2008/07/26 22:56   >>

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----概要----

既にTrackIR 6DOFが設定済みで、Aces Highで使用可能であることを前提に説明します。
(-2008.8.7 プロファイルのロードについて追加修正-)


解決すべきかもしれない問題点

・ヘッドポジション
XYZ軸の値がセンターを外れると、基点となるヘッドポジションはデフォルトの位置に固定され、前後左右上下に調整できない。
XYZ軸の値がセンターの位置では、Yaw,Pitchの角度に対応するPOVHatのヘッドポジションにはなるが、それぞれのヘッドポジションが大きく異なる設定の場合は、視界方向の境界で不連続となり違和感がある。
(実際には、TrackIRを2DOFで使用する場合と6DOFの設定でXYZ軸の中心付近の感度を0にした場合以外は、[x,y,z]=[0,0,0]の状態を維持したままYaw,Pitchの回転をすることはほぼ不可能。)

参照
http://bbs.hitechcreations.com/smf/index.php/topic,143295.0.html
http://bbs.hitechcreations.com/smf/index.php/topic,230182.0.html

・後方視界
後方を見るときは、頭を左右どちらかに回転させるとともに、意識的に頭を横へ動かさなければならない。
回転のみの場合は、後方視界の中心にヘッドレストがあり、頭の横移動なしで真後ろの敵機を確認することは困難である。
特にF4Uの後方視界は最悪で、フェンウェイ・パーク球場のグリーン・モンスターのような巨大な壁しか見えない。(実はこのほうがリアルかもしれない)
そもそも後方を見ようとするならば、上半身をひねって肩越しに見るはずであり、頭の回転と同時にヘッドポジションも自然に移動するべきである。
首の軸を動かさずに180度回転するのは不自然だ。悪魔払いの必要がある。

参照
http://bbs.hitechcreations.com/smf/index.php/topic,138282.msg1512135.html#msg1512135
http://bbs.hitechcreations.com/smf/index.php/topic,216122.0.html


問題点の解決

・TrackIR使用時の基点となるヘッドポジションを調整可能にする(POVHatのような視界方向ごとの調整ではありません)

・後方視界で自然または良好なヘッドポジションとなるように、Yaw方向の視線移動とXYZ方向の位置移動を連動させる


----導入準備----

●必要な各ツールをダウンロード、インストールします。

・GlovePIE ;各種入力デバイスの入出力を設定するソフト
http://carl.kenner.googlepages.com/glovepie
任意のフォルダに解凍

・TrackMapper ;TrackIRの出力をキーボードのキー出力に変換するソフト
ここではTrackIRのエンハンスドモード起動のためのダミーアプリケーションとして使用します。
TrackIR Softwareのプロファイル割り当てのタイトルは、KAF Keymapperという名前になっています。(以前、開発者のKAFさんに機能追加のお願いをしたことがありました。その節はありがとうございました。)
http://kaf.tri6.net/trackmapper/
任意のフォルダに解凍

・GlovePIEのスクリプトファイル
http://aozo.web.fc2.com/
AH_FakeTrackIR.zip をダウンロード
任意のフォルダに解凍

アンインストールをするには、フォルダごと消去してください。


----Aces High で使用するスクリプト----

●AH2_FakeTrackIR.pie

スクリプトの概要

・TrackIRから取得した軸の値を変換してFakeTrackIR(仮想TrackIR)の軸として出力する

TrackIRのXYZ軸の値にBasic Head PositionのXYZ値とYaw軸の連動値を合成することにより、Basic Head Positionの調整機能と、XYZ方向の位置移動をYaw方向の視線移動に連動させる機能を付加する

後方視界でYaw軸と連動するXYZ軸の移動量が選択可能
X軸;Force-Full,Full,Half,Offの4段階、Y軸;On,Offの2段階、Z軸;Full,Half,Offの3段階
(機種によっては、連動する移動量が最大値でないほうが使いやすい場合がある)

・GlovePIEのdebug boxでRealTrackIRとFakeTrackIR の軸の値を確認できる

・キーボードの操作

Basic Head Positionの調整 Ctrlキーを押しながら方向キーを連打して設定
Ctrl+Right(右矢印) ; Basic Head Position Right 10%
Ctrl+Left(左矢印) ; Basic Head Position Left 10%
Ctrl+PageUp ; Basic Head Position Up 5%
Ctrl+PageDown ; Basic Head Position Down 5%
Ctrl+Up(上矢印) ; Basic Head Position Forward 25%
Ctrl+Down(下矢印) ; Basic Head Position Back 25%
Ctrl+Home ; Reset Basic Head Position

Yaw-X軸連動モードの選択 後方視界で自動的にヘッドポジションが左右に移動
Alt+数字キー1 ; Sync x mode = Force-Full
Alt+数字キー2 ; Sync x mode = Full
Alt+数字キー3 ; Sync x mode = Half
Alt+数字キー4 ; Sync x mode = Off

Yaw-Y軸連動モードの選択 後方視界で自動的にヘッドポジションが上方に移動
Alt+数字キー5 ; Sync y mode = On
Alt+数字キー6 ; Sync y mode = Off

Yaw-Z軸連動モードの選択 後方視界で自動的にヘッドポジションが機体の前方に移動
Alt+数字キー7 ; Sync z mode = Full
Alt+数字キー8 ; Sync z mode = Half
Alt+数字キー9 ; Sync z mode = Off

Yaw-XYZ軸連動モードのリセット
Alt+数字キー0 ; Sync x,y,z mode 全てOff

補足
スクリプトを書き換えることで、Basic Head Positionの調整感度の変更や、操作キーを他のキーやJoystick,Throttleのボタン・軸に割り当てることも可能

Yaw軸とXYZ軸の連動効果が正面視界付近では小さく後方視界で大きくなるようにYaw軸の値を2乗または3乗したが、乗数を変更することで正面視界〜横視界での効果が調整できる


起動の手順

GlovePIEがTrackIRの出力を取得するには、TrackIR 対応のアプリケーションが起動している必要があり、さらにaceshigh.exeはFakeTrackIRが有効になった後に起動する必要がある

[TrackIR.exe 起動](Aces Highで使用するプロファイルがTrackMapper (KAF Keymapper)に対してロードされるように設定します)

[TrackMapper.exe 起動](キー出力が設定されていない初期状態のままでOKです)

[GlovePIE.exe 起動 スクリプト読み込み](AH2_FakeTrackIR.pieをダブルクリック)

[スクリプト Run 実行]

[aceshigh.exe 起動](AcesHighはRealTrackIRではなく、FakeTrackIRのデータで動作します)

[TrackMapper.exe 起動]の前に[スクリプト Run 実行]をすると正常に動作しません。
[GlovePIE.exe 起動 スクリプト読み込み]は[TrackMapper.exe 起動]の前でも後でもOKです。
TrackIR 対応のアプリケーションであれば、TrackMapper以外でも可能です。(tir2joy 等)


終了の手順(重要!)

TrackIR.exe をゲームプレイの後、終了する場合
aceshigh.exe 終了後、GlovePIE,TrackMapper,TrackIRを全て終了してください。

TrackIR.exe を常駐状態で使用する場合
FakeTrackIRがRealTrackIRを乗っ取った状態のままになっているため注意が必要です。
(FakeTrackIRが有効の状態でTrackIR 対応アプリケーションを再び起動してもTrackIRは反応しません)

aceshigh.exe 終了後、GlovePIEのStopボタンをクリックしてスクリプトを停止し、
メニューバーのCP-SettingsでRestore Real TrackIRをクリックしてください。
これでFakeTrackIRが無効になります。その後、GlovePIE,TrackMapperを終了してください。


----AcesHighでの設定と使い方----

・TrackIR Object Relative Move

Clipboard->Options->Preferences->View Options
TrackIR Object Relative Moveにチェックマークをつける

Yaw方向の視線移動とXYZ方向のヘッドポジション移動を連動させる場合はチェックマーク有りは必須です。Basic Head PositionのY軸の調整機能のみを使用する場合はお好みでどちらでも。

チェックマーク有りの場合はTrackIRのX軸(頭を左右に移動)が飛行機の機首方向に対しての左右となり、チェックマーク無しの場合は視線方向に対しての左右となります。(Y軸Z軸についても同様です。)
後方視界で頭の左右の移動と画面上の左右の動きが逆になるので慣れるまで違和感があるかもしれませんが、頭位置を左側に寄せた状態で左前方→左横→左後方と視線を移動するような場合の視界はチェックマーク有りのほうが自然です。


TrackIRの基本的な使い方は今までと同じですが、

Ctrl+F4 [Tracker Center] は使用できません。
TrackIRのセンターリセットはTrackIR Softwareのホットキーを使用してください。
(Aces Highのキーコマンドとダブらないように注意)


必要に応じて、操作キーでBasic Head Positionの調整と連動モードの選択をしてください。
Ctrl+F5 [Tracker Off] の後 POVHatを操作すると通常のヘッドポジションに戻りますが、Basic Head Positionの調整値と連動モードは各々をリセットするまで保持されます。
F10 [Save Head Position] のような、機種ごとに設定を保存する機能はありません。

------------


FakeTrackIRの代わりにPPJoy Virtual Joystickを使う方法もあります。説明は省略。
POVHatをコックピットの窓枠の死角を避けるための一時的なヘッドポジション移動スイッチとして機能させる方法を現在研究中。

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